【SPECIALIZED TARMAC】にコンポの移植をする前に購入時に付いていたヘッドパーツとBBを点検してみます!
BBは【BB30】等ではなく従来型の【JIS(BSC)】…パーツにも【BC1.37×24】の記載が有ります。
形状からしてホローテックⅡだと判断して【Park Tool BBT-9】を合わせたのですが、BBが一回り小さく工具が噛み合いません?
品番らしき【SM-BBR60】で検索して見ると…なんと専用工具が必要でした!
一体、BBの規格?は何種類に増えているのでしょう??
工具を購入しないと今後も困る事が有るので、長男がお世話になっている【プロショップ ウーノ(UNO)】さんに取り寄せて貰おうとした所、『沢山有るから差し上げますょ!』とアダプター工具を頂きました!
【プロショップ ウーノ(UNO)】さんには親子共々お世話になりっぱなしです…いつも、ありがとう御座います。
頂いたアダプター工具を【SM-BBR60】に被せると【Park Tool BBT-9】が使用出来ます!
このタイプのBBはグリスアップの方法が良く分からないのと必要が無い気がするので、緩みがないかチェックするだけにしました。
次はヘッドの点検です…小さいフレームですが、このステムは今の次男には長過ぎるので組立の時に交換します。(SPECIALIZEDさんには申し訳無いのですが、品質も余り良いステムではない様に感じます?)
分解した下側のベアリングです…走っていないフレームなのでグリスは新品時の色を保っていますが、カーボンの粉の様な物が所々グリスと混ざり、手で触るとザラザラした感じですので、綺麗に掃除します!
ヘッドチューブの中も上下から【SPIN PartsCleaner】を浸したウエスで掃除すると、ご覧の様に真っ黒です!
ステアリングコラムなども掃除して、下のベアリングが填まる部分に薄くグリスを塗ります…グリスを塗るイメージは薄くなのですが防水目的も有るのでベアリングを填めた後に再度グリスを塗りました。
上のベアリングも同様にグリスを塗り、ベアリングを填めたらスプリットリングを填めるだけで他にワッシャーなどは有りません?でしたので、写真の様にダストカバーを被せます…【SuperSix Evo】に比べるとパーツは少ないのですが、ガタは無いので大丈夫そうです?
プレッシャープラグも【6N・m】で締めておきます…此処はトップキャップの締め付けトルクより緩いとトップキャップの脱着で外れてしまう事が有ります。
コラムスペーサーはアルミ製なので同サイズのカーボン製に交換します!
最後にトップキャップのボルトにもグリスを塗って【5N・m】で締め込んで、ヘッドパーツとBBの点検整備を終わります。