次男のピストフレームを頂けたのは、【ARAYAディスクホイール】を次男も使用できる様にする為だったのですが、今度は今まで使用していた【110mm】のホイールが使用できません。
しかし、【Dura-Ace HB-7600】はハブシャフトと玉押しを【120mm】用に変更すればハブを買い替える事無く使用できるそうです!
【110mm】の時は、ダストキャップから余り玉押しが出ていません…
では、分解を始めましょう!
ロックリングや小ギアを外し、玉押しを【14mmコーンスパナ】で押さえて【18mm】ロックナットを緩めます…
以前に【古いDura-Aceのハブ】では、ダストキャップの外し方が解りませんでしたが、【HB-7600】は手で簡単に外せます!
このハブの回転は凄く良かったのですが、中のグリスは真っ黒です…(*_*;
分解したら必ず綺麗に掃除します!
ここで、【110mm】用の玉押しの大きさを測ってみます…【13.6mm】でした。
以前にオークションで安い物を探してはストックして有った中から写真左の【Dura-Ace 10φ120mm(玉押し付)】を使用します。
今まで気づかなかったのですが、玉押しの黒い(ダストキャップから出る)部分の形が左右で違います?
測ってみると、片方は【15.3mm】…新品との事でしたが、玉押しの部分に薄っすらと錆が出ています。(-"-)
案の定、もぅ片方は【15.0mm】…また、オークションで失敗しました!(:_;)
こうなるとどちらが【Dura-Ace HB-7600】の物か分からないし、両方違う物かも知れないので、仕方なく新品を2個購入しました。
【HB-7600 CONE(M10X15)】と書かれているので、【15.0mm】の方は【HB-7600】の物だった様です。
当然ですが計測しても【15.0mm】です!
気を取り直して組立ます。
最初は【SPIN】グリスを使うつもりでしたが…
【ARAYAディスクホイール】で使用して性能を実感している【BORED 701020(高粘度オイル)】の姉妹商品?【BORED 140515(グリス)】と【BORED 800515(低粘度オイル)】をブレンドして使ってみることにしました。
【140515】グリスを別容器に移します…元の固さは【Dura-Ace】のグリス程度の固さは有る様に感じます?
移したグリスに【800515】低粘度オイルを加えて混ぜていくのですが、どの程度混ぜればよいか分からないので…
【SPIN】グリスの粘度を参考にしてみました。
これを、やはり【SPIN】グリスの使用方法を参考にグリスに馴染ませます…
ハブの玉受け部分やハブシャフトにも薄くグリスを塗りベアリングを並べます。
ダストキャップ裏にも薄くグリスを塗り…
玉押しにも薄くグリスを塗ってから入れていきますが、粘度が低い為に中でベアリングが内側にズレてしまい、なかなか上手く入りませんでした…何かコツが有るのかな?
玉押しが入ったら舌付ワッシャーとロックナットを入れて…玉当たり調整が済めば完成です!
元々回転の良かったハブですが、グリスを変えた方が更に良くなった感じで…フレームも変わった小学生の感想なので正確な比較は出来ませんが、次男は『ギアを軽くしたの?』と言っていました。
次男の感想もなのですが、実際に三本ローラーでのMAXスピードが【3.5km/h】ほど上がりました!
【BORED】のグリスとオイルはお薦めできると思います!