
【WAKO'S BC-9】で掃除したベアリングはリテーナーを含めて完全に古いグリスが抜けた状態で、手で触ってもベタ付は有りません!

今回使用するのは、ブログのコメントでOSLさんから教えて頂いた【*BORED* 701020 超高粘度化学合成オイル】です!
同シリーズで【*BORED* 800515 超低粘度化学合成オイル】や【*BORED* 140515 極圧リチウムグリース】と云う商品も有るのですが、面白いのは【*BORED* 140515 極圧リチウムグリース】と【超低粘度化学合成オイル800515】や【超高粘度化学合成オイル701020】とを混ぜ合わせて使用できるので仕様用途や好みに応じてお好みの粘度に調合することが可能との事ですので、今後は色々と試してみたいと思います。
ただ、ハブにグリスではなくオイルを使用するのは少々不安が有るのですが、取敢えず【ARAYA ディスクホイール】はベロドロームでしか使用しないので、マメに点検しながら様子を見ます。

では、使ってみましょう…蓋がスポイトになっているので、使い勝手は良いです!

グリスの様に色が付いたりしないのですが、【*BORED* 701020】を塗るとベアリングが輝きだすので付いている所といない所は分かります…でも、不安なので少々多めに塗っておきます!

玉押しにも薄く塗ってベアリングとシャフトの間に装着します。

次にダストキャップの裏にも薄く塗って装着し段付きの押さえナットを取り付けます…

反対も同じ工程を行い、ロックナットを付けて玉あたり調整をすればハブのOHは完成です。
ネットで検索するとディスクホイールは漕ぎ出しが重い様なので、今回はシビアに調整しました。

購入時にディスク表面に鉛の板が貼られていたのが気になっていたので、出品者の方に聞いたところ『サイクルコンピューターのマグネットを反対側に付けていたのでバランスを取る為に貼った…』との事でしたので、この鉛板は剥がしてしまいます。

仕上げにカーボン部分に【WAKO'S バリアスコート】を吹き掛けて仕上げます…

拭き取り前ですが、多少は艶が蘇ります!

振れ取り台に装着して回してみましたが、カーボンディスクホイール特有のゴォォォーと云う音と共にいつまでも回り続ける様な感じで回転しています!
最初の状態が良くなかったので比較にはなりませんが、【*BORED* 701020 超高粘度化学合成オイル】は良いと思います!
後は今後の様子を見て耐久性が足りない様であれば【*BORED* 140515 極圧リチウムグリース】を混ぜて少しずつ粘度を上げていってみます。
それと、不安から【*BORED* 701020】を多目に塗ったのですが、ホイールを回転させると余計なオイルはダストキャップの隙間から出てくるので必要最低限だけ塗れば良い様です…高価なオイルなので、はみ出したオイルを拭き取る時、チョット損した気分になります。