一度は【DURA-ACE FC-7950】の【クランク取付ボルト】の増締めで異音が消えたのですが、長男の走行距離が伸びたのと坂を登る事が多い所為か再び異音が出始めた様です?
クランク取付ボルトの締め付けには【shimano TL-FC16】と云う工具か必要です…無くしたと思い買ってしまったので、2個有ります。
【VAR】でも【PE-60220 シマノ ホローテック2クランク アジャストキャップ】と云う同じ様な工具が出ています。
【Park Tool】は【Park Tool BBT-9】の柄に同じ様な工具が付いています。
↑ アップにすると【Park Tool BBT-9】は、こんな感じです…何れのメーカーも低いトルクで締め付ける為の工具なので力を入れ難い形状です。
前回の異音対策の時には【Park Tool BBT-9】にヘキサゴンソケットとトルクレンチを使用して【5N・m】で締め込んだのですが、この方法だと締め込む様子を良く見ていないと締め込みに利用している【Park Tool BBT-9】のボルトが工具に締め込まれていくだけで、クランク取付ボルトが回っていない現象が起きます…
純正のBBに使う時の締め付けトルクは【0.7~1.5N・m】と低いので必要ないと思いますが、今回の様に高いトルクで締め付けたい時にはシマノから【TL-FC18 ドライバータイプ クランク取付工具】と云う工具が出ているので購入してみました…
指定トルクが低いので高いトルクで締め付ける為の工具ではないと思うのですが、この形なら強い力で締め付ける事が出来ると思います…しかし、お値段も3,000円程度とお高いです。
この工具は未だ使っていないのですが、弄っている時に柄の部分の形状が六角形になっていて閃いた事があります!
閃きを信じて一度も使った事のない工具をグラインダーで切ってみました…(汗)
力が入るグリップ部分を切ってしまったので、そのままでは力が入りませんが、切る前にノギスで計ると柄の部分の六角形は【6mm】のソケットに入るサイズなので…
【6mm】のソケットと組み合わせれば、トルクレンチが使えるからです!
前回の異音対策で一応は【5N・m】で締め付けたのですが、前回の方法では何処まで正確に測れているか分かりませんし【shimano TL-FC18】で力任せに締め込むのも怖いので、この組合せで細かくトルク管理をして次回の異音対策に挑んでみようと思います。