今まで、シートポストはグリスを塗って挿してあっただけでしたが、高さを合わせてシートピンで固定します。
サドルの高さは恥ずかしいので秘密ですが、身長182cmの私と身長175cmの長男が情けない事に同じ高さです…話が逸れてしまいましたが、用意してあるシートピンは【Campagnolo SP-RE104】です。
写真のシートピンは以前にオークションで、1,500円位で購入したのですが、シートピンをねじ切った経験が有る為、締め付けトルクを調べていたら、1個874円(税込み)を発見したので、思わず3個買ってしまいました…また、話が逸れてしまいましたがネット検索では、シートピンの締め付けトルクが見付けられなかったのですが、購入したショップに問い合わせたところ、頂いた回答が以下の通りです…
メーカーでも明確な指定はなされておりません。
組み合わせるフレームやシートポストによるトルク指定が通常最大で5N・m程度だと思われますので、それに合わせてご使用いただければ問題ありません。
ただ、ピンの頭部分やネジ部にしっかりグリスを塗ってシートピンの収まる部分やシートパイプがしっかりと成形されていることが前提です。
フレームの塗膜が厚くて収まりが悪かったり、シートパイプ内の成形状態によっては締め付けていくとピンが斜めに変形してしまう場合があります。
その場合上記トルク内でもピンの破損が起きたりオーバートルクで締めてもシートポストが動いてしまうなど
正常に使用できないこともありますのでご注意下さい。
この部分は、ねじ切った経験から必ずトルクレンチを使います。
私は体重が有り5N・mでは少し頼りない感じがするので、6N・mにしました。
中から塗ったグリスが少し押し出されてきましたので、綺麗に拭き取ります。
最近、グリスを塗る時にホームセンターの塗料売り場で見付けた【スポンジブラシ】と云う物を使っているのですが、パーツかスポンジブラシのどちらかにグリスを付けて塗ると、薄く均等に塗る事が出来る上に手も汚れません!
手にグリスが付かず次の作業の前に手を洗う手間が省け、お値段も90円程度なので気になる方は試してみて下さい。
続いてペダルも取り付けます…使用するペダルは【DURA-ACE PD-7810】ですが、ペダルレンチで締める部分が無いのでヘキサゴンレンチで締めますが指定トルクが35N・m…人間の力では無理でしょう?締まる所までヘキサゴンレンチで締めて、後はトルクレンチで増締めしました。
いよいよ、バーテープを巻いて小物を付ければ出来上がりです!