今まで縁の無かった【Di2】ですので、知識も当然の様にありません。
ネットでは色々調べてみましたが、どのパーツを揃えたら良いのか今一つ分からないのでオークションでも業者さんが出品しているセットを落札する事にしました…
その結果、落札したセットの説明が以下の通りです。
【シマノ・アルテグラDi2の電動コンポセット】
『グロメット、タイラップ等に至るまで、コンポの実装に必要なものは、ケーブル(EW-SD50)以外は全て含まれています。』
【セット内容】●リアディレイラー(RD-6770 SS)●フロントディレイラー(直付)(FD-6770 BRZ)●STIレバー(Di2)(ST-6770)●バッテリー(SM-BTR1)●バッテリーマウント(SM-BMR2-S)●グロメット(SM-GM01)●ジャンクションA(SM-EW67-A-E)●ジャンクションB(SM-JC41)●バッテリーチャージャー(SM-BCR1)●バッテリーチャージャー用 電源コード(SM-BCC1-3)
ケーブル(EW-SD50)は、フレームのメーカーや大きさによって長さが異なる為、各部の計測をしてから頼んだので、この時点では届いていませんが、取付の準備を始めます…
このフレームは【Di2専用フレーム】なのでケーブルはフレームに内装されます…その為、各部に穴が開いているのでケーブルの導線に細い針金を通してみました。
殆どの【Di2専用フレーム】はダウンチューブに【ジャンクションA】と云うパーツから【ジャンクションB】に繋ぐケーブルを通す穴が開いているのですが、【cannondale CAAD10】はトップチューブの右側に開いているので、トップチューブに入ったケーブルをヘッド-チューブを通してダウンチューブからハンガーシェル方向に下ろしていかなければなりません…何でこんな所に穴を開けたのかな?
後はRD、FD、バッテリーマウント取付位置からハンガーシェルに向け針金を通しました。
準備が整って2日後にケーブル(EW-SD50)が届きました!
ケーブルが魚の骨の様になっていますが、この骨の様な物の正体は…
【Di2 EW-SD50用ケーブルタイ】と云う商品です。
この商品はフレームに内装されたケーブルが中で動いて異音を出さない為に取り付ける様なので別売りで購入したのですが、購入したケーブルに付いていました…(>_<)
簡単な作りですが、専用パーツだけあってピッタリ填まります!
では、実際にケーブルをフレームに通してみましょう…先に通しておいた針金をケーブルに巻き付け穴に通していきます。
最初は簡単そうな【FD】用のケーブルから通しました。
折角、通したケーブルが抜け落ちない様に【グロメット】で出口を固定します…セットには【SM-GM01(φ6mm)】が付いてきましたが、【cannondale CAAD10】の穴は【φ8mm】でしたので、事前に【SM-GM02(φ8mm)】を購入しておきました。
【グロメット】切れ目にケーブルを通してフレームの穴に入れるのですが、防水目的も有るパーツなので填めるのは案外力が要ります!
【FD】にケーブルを通した時に穴から取り出したところ、出口で引っ掛かって出し難かったので、【RD】用ケーブルは穴の方から入れてハンガーシェル側に出してみます…
【ケーブルタイ】が心配でしたが、手で押さえて穴に入れてあげれば問題なく入っていきます!
此処も【グロメット】を填めます。
【ジャンクションA】と繋ぐケーブルやバッテリーマウントと繋ぐケーブルも全てハンガーシェルに集合させます。
此処で【ジャンクションB】と云うパーツに繋いでダウンチューブに納めれば大体の配線は終了の予定でしたが…
ケーブルを脱着する為の【TL-EW02】と云う樹脂製の工具が有りません!(;´Д`A
本来で有れば【ST-6770】に付いている様なので、購入したショップに問い合わせてみたのですが『記載してあるセット内容に書かれてない物は入っていません。』との事…重複になりますが商品説明に『グロメット、タイラップ等に至るまで、コンポの実装に必要なものは、ケーブル(EW-SD50)以外は全て含まれています。』と書かれていましたし、【ST-6770】に付属しているはずの工具なのに付いていないなら説明に書いて欲しかったです!
と云う訳で【TL-EW02】を注文したのですが、これが届くまで作業は中断を余儀なくされてしまいました。