今までの組立行程では割愛させて頂いた所が多々有りましたが、今回は失敗も含めて書かせて頂きます。
私は今までチューブラータイヤに接する事が殆ど無く…と云うより知識が無いので避ける様にしてきたのですが、【NJS】認定のホイールを使用する様になって避けて通る事が出来なくなってしまいました。
今回は【Vittoria】のHPと説明書通りに取り付けた悪戦苦闘の記録です…
パッケージから外すとご覧の様にとてもタイヤとは思えない形です。
【Vittoria】のHPに『チューブラータイヤをリムに装着される前段階として、下記の準備をお薦めいたします。』と書かれていたのでやってみます。
(同じ様な説明が二つに分かれていたので、番号はHPや説明書とは若干異なります。)
1.リムに装着する前に、タイヤに3bar程度空気を入れてタイヤを膨らませます。
その後半日程度放置すると、タイヤが均等に伸びてリムに装着しやすくなります。
但し、その際4bar以上は絶対に入れないで下さい。(リムにはめていない状態で一定以上の空気を入れると、タイヤが太くなり内径が小さくなってしまうためです。)
2.次に、リムセメントを塗る前のリムにタイヤを装着して、適正空気圧まで空気を入れて下さい。
★これにより、初心者の方でもリムセメントでリムやタイヤを汚すことが無くリムに装着出来ます。
又、タイヤの初期不良があっても、この段階でしたら交換が容易です。
と書かれていたのですが…
使用するホイールはリムセメントでベッドを作ってしまっていたので、使用していないホイールを使って説明書通りに適正空気圧まで空気を入れました。
適正空気圧まで空気を入れましたが、この状態でどの程度放置すれば良いのかは書かれていませんでしたので、『3bar程度空気…』と同様に半日程度放置しました。
3.リムとチューブラーの接着面にリムセメントを薄く塗る。
リムは前日にベッドを作り乾燥した状態ですので、ここではリムセメントを塗らず…
チューブラーにだけリムセメントを塗りました。
3.の説明で分かり難かったのは『リムとチューブラーの接着面に…』とあるのですが、これはリムのみに塗るのか?リムとチューブラータイヤの両方に塗るのか?で悩んだのですが、この後の4.で…
4.5分から10分経った後、リムにだけ再度リムセメントを塗る。
ここで『…リムにだけ再度リムセメントを塗る。』と書かれていたので、チューブラーと云うのはチューブラータイヤの事だと判断しました。
後の手順は…
5.3分から5分乾燥させる。
6.リムにチューブラーをはめて、少し空気を入れた後、トレッドのセンターがリムの中心にくるように位置を調節する。
この手順通りにやって取付が完了したタイヤの側面です!
如何ですか?綺麗でしょう?と言いたいのですが…
実際には最後に押し込む側(バルブと反対側)はタイヤの裏を触らずに填める事が出来ないので、タイヤやリムが“ベッタベタ”になってしまいます。
これを【リムセメントクリーナー】で掃除したのですが、タイヤにクリーナーを塗って大丈夫なのか分からなかったので、掃除が大変でした。(汗)
最後に…
7.タイヤの適正空気圧まで空気を入れる。その後、最大接着力を得るために約24時間放置してください。
フロアポンプの圧力計にもリムセメントが付いてしまっています。
タイヤにリムセメントを塗って綺麗に貼れる方法が有るのか疑問に思ったので、【Kinoの自転車日記】のKinoさんのブログでコメント欄から質問させて頂いたのですが、とても分かり易い説明をして頂きました。
今後はKinoさんに教えて頂いた方法でチューブラータイヤを貼る様にしたいと思います!