ヘッドセットを仮組みしたので、ステムとハンドルを取り付けます…ハンドルの【NJS】刻印も格好いいです!
詳細は過去の記事【 •ピストのハンドル&ステム[ 2013-04-12 00:16 ] 】でご紹介させて頂いております。
ステムとハンドルはセットで出品されていた物でしたので、取り敢えずは現状のまま取り付けますが、固着すると後々困るので、各部にグリスを塗ってから取り付けますので、固定用ウスの引上げボルト(6mm)を外します!
取り外したボルトやウスは綺麗な状態でしたが、念の為にパーツクリーナーで掃除しておきます。
ウスも同様に処理します…
シートピンの取付穴もそうでしたが、ボルトを外した後の穴や凹みは案外見落としがちで汚れが付いている事が多々有るので、念入りに…“ゴシゴシ”
ボルトのネジが切られていない部分も腐食や固着防止の為に薄くグリスを塗って元通りに組み立てておきます。
最近、このマークに填っていますが、このマークの付いているパーツは、皆さんご存じだと思いますが…
NJS(日本自転車振興会)が定めた規格に則って作られたパーツのことです。競輪業界では不正がなく安全に競技が行えるように、フレームからパーツまで全てNJSに認定されたものを使用しなくてはなりません。
この厳しい基準をクリアしているNJSパーツは世界的にみてもクオリティが高く格別な部品なのです。
とネットなどで説明されていますが、組み立てていると『流石!! NJS』と思えるくらい精度が素晴らしい部品だと感じます。
余談は、この辺にして作業再開です。
自分の手を入れて左手だけでシャッターを押すと90%以上が手ブレになってしまいます…と言い訳をしながら、ヘッドチューブ無いにグリスを塗って、組み立てたステムとハンドルを差し込み、引上げボルトを締め込めば、ステムの取付は完了ですが、高さの調整等も後で行うので、此処も仮止め程度にしておきます。
あれっ?綺麗に見えていたステムも引上げボルトの頭が錆びています!
この部分は何の部品でも錆びやすいですょね?
こんな時に重宝するのが【花咲かG サビ取り】です!
この様な小さなサビは容器を“ガシャガシャ”振って、蓋の裏に付いた液や容器内の泡に綿棒を入れて…
綿棒を“グリグリ” → 10分後に綺麗な綿棒で再度“グリグリ”と拭き取ります…
腐食が進み凹んでしまっている所などはメッキが剥がれた様に少し黒っぽく残りますが、赤錆は完全に取れています!
【花咲かG サビ取り】はサビを除去した後に数ミクロンの防錆被膜を作りサビの再発を防いでくれるので、暫くはサビの再発は心配有りません!
普段、新品の部品にはドライタイプのチェーンオイルを綿棒でボルトの穴に塗っていたのですが、これも新品部品の錆の発生を抑えられるのかな?
私のセコイ使い方でしたら、親子三代で使っても使い切れないかも知れませんね?