昨日、プレッシャープラグで失敗した【FSA SL-K Black Stem 17°】ですが、この失敗で学んだ事が有ったので、今日の昼休みは昼食抜きで作業をしました!
この写真をご覧になって、何か不自然に感じる事は無いでしょうか?写真が少し暗いので分かり難いと思いますが、コラムのクランプボルトの間隔が上下で違います!
左側に出ているボルトの山を見て頂ければ、少しは分かり易いかも知れません。
【DEDA ZERO100 PISTA】の時にも感じていたのですが、上のボルトを締める時に明らかに手応えが軽く感じました…それが、【FSA SL-K Black Stem 17°】では、より顕著になったので調べてみたのですが、カーボンフレーム&フォークに関しては、【SuperSix Evo】に限った事ではないと思うのですが、以下の様な事が分かりました。
①ステムの上にはスペーサーを入れない。
②プレッシャープラグは出来る限り下に取り付ける。
※これは、ステムの締め付けボルトの片側部分内部にプレッシャープラグが掛かると、締め付けトルクの不均等になる可能性が高くなる為だそうです。
③使用するプレッシャープラグはフレームに付属のプレッシャープラグが最適。
等々…この①&②が原因の様なので、直してみます…
しかし、この方法だとハンドル位置が少し(5mm)高くなってしまいますが、乗車姿勢が大きく変わってしまうほど高い様ならば先々コラムをカットすれば良いですが、ポジションが確立されていないのに切ってしまっては取り返しが付かないので、カットせずに修正してみます…それに、【SuperSix Evo】は近い将来、子供に乗せる予定なので私に合わせてカットしては家内に言い訳出来ません。(^^;)
先ず、コラムの締め付けボルト(4mm)を締めてから、プレッシャープラグ(5mm)を緩め抜きます…
ここで、プレッシャープラグを緩めすぎると、昨日の二の舞に成るので気を付けて下さい!
続いて、ステムを抜きステムの上に有ったスペーサーを下に入れ替えます。
コラムの上に3mm程ステムが出ているので丁度良さそうです。
アップの写真だとステムの傷が気になりますね…昨日、書き忘れてしまいましたが、このステムも得意の中古です!
メーカー指定で、【6】でも【7】でもなく【6.8N・m】と指定しているには、きっと何か深い訳があるのだと信じ、キッチリ【6.8N・m】で締め付けました。
トップキャップは、6mmヘキサゴンで【5N・m】です!
コラムの取付ボルトは【6N・m】が指定ですが、プレッシャープラグを調整したにも係わらず、上のボルトは少し手応えが軽くネジ山で一山分多く出てしまいました。
(余談ですが、トップキャップのロゴや文字のセンターを合わせるのって難しくないですか?)
結局、上のボルトは一山分緩めて上下の間隔を揃えました…トルクにすると、コンマ数N・m少ないと思いますが、指定トルクはMAXだと解釈すれば、使用上問題ない数値だと思います?