先日の水磨ぎの後、光硬化パテを塗った所で書き忘れたのですが、光硬化パテは名前の通り光が当たらないと何時間経っても硬化しませんので気を付けて下さい!私は事務所の小さい蛍光灯を一晩点けっ放しで様子を見ましたが、説明書にある様に近付けられないので、翌日外に出して硬化させました。
硬化した後に平滑に磨いで仕上げます。
後はマスキングして塗装に備えますが、未だ何処を何色に塗るか悩んでいます?
今日は予定していた仕事が急に無くなったので、色々と作業を進めます…ハンドルは錆が酷かったのとクランプのφが変わるので、ママチャリ用のハンドルを300円で購入したのですが、小さい子供が乗るには少々幅が広い気がしするので、万力とパイプで幅を絞りました。
左側(写真の下側)のR部分を見て頂くと分かりますが、結構絞って幅を狭くしたのでパイプが変形していますが、補助輪付きの自転車なので亀裂さえ入らなければ問題ないと思います?(バイクでも大丈夫だったので、大丈夫でしょう?)
ハブも組んでしまいました…先ずはFホイールです。
分解した時にはグリスが無くなっていて、ベアリングをバラ撒いてしまいましたが、片側10個ずつベアリングが入ります。
使用しているグリスは【Park Tool PPL-2 ポリリューブ1000】と云うグリスで工具セットに入っていた物で、色が余り綺麗ではないので普段は余り使わないのですが、『自転車整備用に特別に開発された耐摩耗性に優れたポリ-ユリアベースのグリスで熱変化や耐水性にも優れています。』と書かれていますが、【ポリ-ユリアベース】って何でしょう?ベースオイルかな?何て考えている間に完成です!玉あたり調整も完璧です…でも、ワッシャーがサビサビです。
ブログで読んだロックナットからボルトの先端までの長さを正確に計って玉あたり調整をする方法は、調整が出来ているホイールでなければ意味がありませんでした…次のRホイールでノギスの目盛りを撮しましたが、先ずは初挑戦のコーズターブレーキです!
コースターブレーキは熱を持つので、普通のグリスでは焼き付いてしまう為、モリブデングリス(528円)を使わなければならないそうです!そして、コグ側から分解して、分解時には触れなかった方…ステーの様なブレーキアームが付いている側から作業を始めますが、この様な形にグリスを塗りながら貼り付ける様にして組み立てます。
この自転車はグリスが無くなってしまっていたので、分解時にブレーキもバラバラになってしまいましたが、色々な写真を見ればパーツが少ないのと構造が簡単なので難しい作業では無いと思います?
構造を簡単説明すると写真でグリスが付いていない部分が【ブレーキシュー】で、これが外側に押し広げられてハブの内側に当たり減速する構造ですが、この後【ブレーキシュー】にもグリスを塗ります。
ブレーキシューの上に出ている部分が【クラッチ】と呼ばれる部分で、ここに下の写真でコグの下に付いている大きなネジの様な【ドライバー】と云う部分をねじ込んで組み立てます…組立が間違っていると入らないそうです。
この自転車は、コグの内側に小さなベアリング(リテーナー)がもぅ一つ入ります。
最後に玉あたり調整ですが、分解前に計った【19.3mm】に締め込みましたが、ガタガタで駄目でした。
普通に玉あたり調整をした結果、【20.9mm】と1.6mmの差が有りました!肝心のコースターブレーキですが、万力に挟んだままホールを回転させてコグを逆回転させるとブレーキが効くので、大丈夫だと思います?